ボニー＆クライン - グラム・パルス EP

ギリシャのデュオ、ボニー＆クラインが、Hell YeahからリリースされたニューEP「Glam Pulse」で、エーゲ海の音楽的逃避行へと誘う。ジョージ・ファントゾウラスとサナシス・スクジスは、Music For DreamsやNuNorthern Soulといったレーベルで、独自の魂を揺さぶるサウンドを届けてきた、生涯のバレアリック兄弟だ。彼らは故郷の夕日と海からインスピレーションを受け、この新作が証明するように、メロディーに豊かな想像力を込めている。「Glam Pulse」は、波打つグルーヴとパーカッションのアクセントで、最初から素晴らしい雰囲気を醸し出す。歌声のようなギターリフ、夕暮れのシンセ、きらめくコードが、この曲を官能的で魅惑的な宝石にしている。「Haleakala」は、ビーチでくつろぎ、夕日が海に沈むのを見ながら、ニューエイジのモチーフがあなたを包み込み、憂いを払拭してくれる、完璧なサウンドトラックだ。「Horizon Avenue」では、プログレッシブなギターが魂に語りかけ、木製のシロフォンと繊細なリードがダビーなベースに乗って流れ、そして「Sunion」は、長く暑い夏の最後のダンスへの嘆き、心に深く刻まれるトランペットの音色と共に、メランコリーなニュアンスで幕を閉じる。ボニー＆クラインはこのEPで真のバレアリックマジックを呼び起こし、あなたを砂浜の楽園へと簡単に連れて行ってくれる。