CBDの混沌 - より深い人生
LABEL: In Dust We Trust10年以上の歳月を経て完成したChaos In The CBDのデビューアルバム『A Deeper Life』は、ニュージーランドの魔法のような海岸線と緑豊かな熱帯雨林を探索し、2人組の自然豊かな青春時代へのノスタルジーを表現している。「タイトルは、私達の牧歌的な子供時代を指しているんだ」とベンは言う。「太陽、砂、海、滝、鳥、魚…それだけだったんだ」アルバムの心地よい雰囲気は、アルバムジャケットにも描かれている。それは、デボンポートで育った彼らの故郷のビーチを描いた、幼馴染の友人による絵画だ。『A Deeper Life』は、ブラジリアンからR&B、アンビエント、イタロ、ディープハウス、ダウントempoポップまで、幅広い影響を受けたハウスミュージックへの深い愛情を、彼ら特有の洗練された手法で、穏やかでまとまりのある全体へと昇華させている。その結果、紛れもなくChaosらしい、ビーチパーティーからクラブ、アフターアワーへと波のように移り変わる、国際的なダンスサウンドが誕生した。アルバムでは、数々のアメリカのレジェンドとコラボレーションし、彼らのボーカルをUKアンダーグラウンドと融合させている。ハウスのパイオニアであるBlazeのジョシュ・ミランは、未来のジャズダンスアンセムとなる「I Wanna Tell Somebody」のボサノバビートに、彼のソウルフルなボーカルを加えており、無名のシカゴハウスヒーローであり、ラリー・ヒバードとコラボレーションしたリー・ピアソンJr.は、「More Time」のブレイクビートに深く浸っている。そして「Maintaining My Peace」では、ベテランのハウスシンガーソングライターであるステファニー・クックと、UKグライムMCのノベリストを組み合わせ、LAヒップホップとGファンクのスリリングなLDN解釈を聴かせてくれる。その他にも、ニュージーランドのジャズアーティストであるネイサン・ヘインズ、頻繁にコラボレーションしているアイザック・アサエイルなどが出演している。