ジャン＝ミシェル・ジャール - 廃墟の宮殿

Transversales Disquesは、ジャン＝ミシェル・ジャールがGRM（Groupe de Recherches Musicales）での実習中に1972年に作曲・演奏したスタジオ・アルバム「Deserted Palace」の初の公式LP再発盤を誇りを持って発表します。1971年、フランシス・ドレイフス・プロデューサーは、空港や図書館などの公共施設にサウンドを提供するための依頼を受けました。彼は、最近自分のレコード会社と契約したばかりのジャン＝ミシェルにそのプロジェクトを託すことにしました。この15曲は、EMS VCS3とファルフィサ・オルガンというわずか2つのシンセサイザーだけで制作されており、実験的で非常にミニマルなスタイルです。「それはクレイジーなアルバムで、完全に自作でした。学生部屋で最小限の機材を使って作ったリズムと、夜にスタジオの鍵を盗んでGRMに行った時に盗んできた電子音が入っています。文字通りあらゆる意味で海賊盤です。そこには、私がその後でやったことが詰まっているのです。」JMJオーディオによるレストア＆リマスター。