RELEASE
Konerytmi - Super Ekstaasi EP
LABEL: Bordello A ParigiBordello A Parigiは、多作なKirill Junolainenを迎え入れる。彼はKonerytmi名義でデビューし、ディスコ、イタロ、シンセポップ、ウェーブといったジャンルを繋ぐ4曲を収録。タイトル曲「Super Ekstaasi」は、感情的な歌詞と輝くシンセラインが織りなすアナログなジェットコースターのような楽曲で、遠くのメランコリーが漂う。続くのは冷酷な「Klassikkoelokuva」。前曲とは対照的に、この氷河のようなエレクトロ作品は、クリスタルのようなコードとシャープなクラップ、そして屈曲するベースラインで構成されている。裏面では温度が上昇する。スローでSFを思わせる、思索的な「Hirvijarvi」は、探求的なシンセラインと探るようなパーカッションを通して宇宙を探求する。Konerytmiの全貌がここに現れており、フィナーレも例外ではない。「Uusiaalto」は脆くも大胆だ。屈折したコンピューターのチープな音が、高揚感のあるストリングスに包まれ、繊細な楽曲の構成を打ち砕く厳格なサンプルを突き抜けるドラムのピンポイントの音が響く。まさに「Super Ekstaasi」そのものだ。