Luca Lozano, Mr. Ho - WREKONS EP (限定300枚)
LABEL: Phantasy Soundレイヴとカウンターカルチャー界の巨匠、ルカ・ロザーノとミスター・ホが、極めて刺激的な「WREKONS」EPでPhantasyにデビュー。自身のレーベルKlasse Wrecksで緊密なコラボレーションを続けてきた2人は、エロル・アルカン率いるロンドンの無双レーベルPhantasyに一時的に移籍し、Phantasyの歴史の中でも最も轟音的な瞬間と肩を並べる4つのアウトサイダー・エレクトロ・ヴァリエーションを披露する。
「Reach Out and Touch」は、そのトーンを決定づける一曲で、ロザーノとホーを地下室から広大なフェスティバル会場へと連れ出すイントロで、サウンドシステムを全開に突き動かす。圧倒的なエネルギーと完璧なアレンジで、最後のコードまであらゆる音楽的なひねりを織りなす。一方、「Psycho Rasp」は、シンプルなカウベルのリズムから回路を焼き切るようなメロディーへと展開し、機械的な疾走感で、極めて効果的な、悪魔的にシンプルなブレイクダウンのために、必要最低限にまで簡素化されることを恐れない。
裏面では、『WREKONS』はさらに突き進み、特に滑らかな『Grease Beat』では、ゴム製の顔をしたようなベース、激しいシンバル、そして狂気に満ちたドラムの容赦ない交響曲が展開され、大胆なDJと従順なダンサーを組み合わせるのに理想的な楽曲となっている。そして『Tin Can Hustler』は、このEPを締めくくる曲で、このデュオがジャッキン・ハウスに独自の解釈を加えたもので、最も奇妙なアナログ信号の下から、濃密なグルーヴが湧き上がってくるような楽曲だ。
『WREKONS』のタイトルとジャケットアートワーク(ロザーノのデザイン分身であるPLANETLUKE.COMによるもの)は、ラトビアの天才たちであるErica Synthsが作ったドラムマシン、PERKONS HD01に触れられており、このトラックがレコーディングされた2日間のセッションでヘヴィーに使い込まれた機材である。