ミナミ・ドイッチュ - Minami Deutsch

Minami Deutschのファーストアルバム（セルフタイトル）。Minami Deutschのデビューアルバムは、クラウトロックと疾走感あふれるモーターリズムへの絶対的な愛情で満ちている。

=バンド紹介=
Minami Deutschは、2014年に東京で結成された。メンバーは、ギター、ボーカル、シンセサイザーを担当する宮田京太郎を中心に構成されている。彼らのサウンドは、CanやNeu!といったクラウトロックのレジェンドへの愛情と、メンバーが自称する「リピート中毒者」としてミニマルテクノを熱心に聴いていることの両方の影響を受けている。
音楽は、クラウス・ジンガー（クラフトワーク、ノイ！）が考案したモーターリズム（ハンマービート）を中核として、ストレートに進んでいく。ユーモラスでありながら奇妙な日本語の歌詞が、狂信的に繰り返されるハードで冷たいビートの上にささやかれ、空間に漂う電子パルスの心地よい雰囲気を醸し出す。マイケル・カロリ（カン）を思わせる鋭いギターの音色が、時折、崩壊寸前のファズディストーションへと爆発する。