Octave One - Octivation EP

1990年、オクターブ・ワンがリリースしたオリジナル・ホワイトレーベルEP「Octivation」は、初期デトロイト・テクノ史における真に重要な作品であり、長年、多くのコレクターから高く評価され、入手困難な一枚として知られてきました。この5曲入りEPは、バーデン兄弟のムードを、陰鬱でスペーシー、酸味のあるテクノ・ジャム（「Sonic Fusion」）から、より深く、より憂愁的なミッドテンポのトラック（「Nicolette」）へと変化させていく様子を示しており、その過程でデトロイト・テクノの新たな波を切り開いていきました。ソウルと深みに満ちた「Octivation」は、オクターブ・ワンがその後数十年間にわたる様々なプロジェクトで築き上げていく壮大なスタイルを予感させるものでした。長く実りあるキャリア（そして現在も続くキャリア）の最初の片鱗（彼らの最初のリリース）です。このEPはゲームチェンジャーであり、その影響は現在も現代のハウスとテクノに感じられます。そして今、ついに再発見、再体験できるよう再び入手可能になりました。バーデン兄弟/430 West Recordsとの共同で、オリジナル430 Westのホワイトレーベルとステッカーアートワークをすべてそのままに、リマスター、リプレス、再リリースされました。