オリバー・ドラー - オリバー・ドラーが贈る現代アート 第四弾
LABEL: Rekidsオリバー・ドラーが、Rekidsから「Contemporary」シリーズの第4弾を発表。このEPは、同レーベルからのニューアルバムに先駆けてリリースされたもので、セブン・“セヴ”・デイビス・ジュニアとニルス・オーマンを迎え、さらにLa BoixとSevによるダブ・リインタープリテーションも収録されている。
ドイツのオリバー・ドラーが、Radio SlaveのレーベルRekidsに『Contemporary Part Four』で復帰。Part OneからPart Threeでは、Austin Ato、Brillstein、Harvard Bass、Hazmat Live、Boogsなどとのコラボレーションが特徴で、Nightmares on Wax、Anja Schneider、Laurent Garnier、Carista、Jennifer Cardini、Dam Swindleといったアーティストからも支持を得ている。
オリバー・ダラーの「Contemporary」シリーズの次の章では、ダブのエレメントが統一的なテーマとして機能し、パート4は「Speakers Bleed」で幕を開ける。これは、オリバーとクラシック・ミュージック・カンパニー、そしてニンジャ・チューン所属のセブン・「セブ」・デイビス・ジュニアによる、ジャズの影響を受けたハウス・トラックだ。深みのあるグルーヴ感あふれるリズムに、催眠術にかかったようなボーカルが渦巻いており、EP全体に流れるような雰囲気を作り出す。その後、オリバーはゴールデン・ゲート・クラブのレジデントであり、長年のコラボレーターであるニルス・オーマンと再会し、「The New Is Here」のハレルヤ・ダブを制作する。このトラックには、デトロイトのシンガーソングライターであり、「Contemporary」シリーズの常連であるAPROPOSの魂のこもったボーカルがフィーチャーされており、ゴスペル調のバックグラウンド・ボーカルと豊かなテクスチャーが、中毒性のあるパーカッション・リズムの上に重なる。裏面では、Contemporary Part Twoからのオリバー・ダラー&ブリルスタインの「Pill Popper」が、LAのThee Mike B(別名ブリルスタイン)とプロデューサーのサルヴァからなるデュオ、La Boixによってリワークされている。彼らのクレジットには、RL Grime、Kurupt、E-40、グラミー賞にノミネートされたScHoolboy Qのアルバム、そしてリアーナ、Boys Noize、ネリー・ファルタドのリミックスなどが含まれる。彼らのバージョンは、深夜の、低音域のトリップで、エコーのかかったキーとボーカルが深いベースラインを漂う。EPの最後を飾るのは、セブン・デイビス・ジュニアによる「Before You」のダブ・バージョンだ。これは、Contemporary Part OneからのオリバーとADMNのコラボレーション作品である。オリジナルのAPROPOSの心からのボーカルを維持し、セブは明るくソウルフルなシンセをグルーヴィーなドラムの上に重ね、止められない、心地よいフィナーレを届ける。