ペドロ・リカルド - ソプレム・ボンス・ヴェントス

ポルトガルのマルチインストゥルメンタリスト、DJ、プロデューサーであるペドロ・リカルドが、Soundway Recordsからデビューアルバム『Soprem Bons Ventos』をリリース。

現在ベルリンを拠点とするペドロ・リカルドは、過去8年間、Wolf Musicや自身のレーベルHear, Sense and Feelなどを経て、様々なアリアスで音楽をリリースしてきた。多様なDJやセレクターとして活動し、サウスロンドンのラジオ局Balamiiでラジオ番組をホストし、MafaldaのNTS番組にゲスト出演するなど、ヨーロッパ全土のクラブでプレイしている。スタイル的には、リカルドは幼い頃からジャズに魅了され、ポルトガルでの子供時代に根付いたフォークミュージックにも傾倒し、その後はカーボベルデ、ブラジル、スペインのサウンドを取り入れている。彼はこれらの楽器のインスピレーションをフィールドレコーディングやエレクトロニクスと織り交ぜて、『Soprem Bons Ventos』を制作した。「このアルバムは『良い風が吹く』という意味です」とリカルドは語る。「良い風が吹くというこの考えは、何かを失ったという感情や悲しみと絡み合っています。しかしポジティブな面では、幸福もまた未来にあるという全体的な感覚があります。『Soprem Bons Ventos』は過去への賛歌であり、私より前にいた人たちへの賛歌であり、現在と未来を繋ぐものです。」