RELEASE
ファラオ・サンダース - 愛はここに
LABEL: Transcendence Soundsオリジナルステレオテープから音源を移行し、マシュー・ラッサンズがザ・マスタリング・ラボでマスタリングを手掛けたこれらのセッションは、スピリチュアル・ジャズの黄金時代における最後の未発表の貴重な音源の一つとして位置づけられる。
『Love is Here』は、サンダースの転換期を捉えた作品だ。1974年にImpulse!と袂を分けた後、彼は再出発の時期に入った。レーベルの期待に縛られることなく、サンダースは完全な芸術的自由を謳歌した。パリでの彼の演奏は、初期のフリージャズ時代の燃えるようなエネルギーから、より霊的で宇宙的な声へと移行したことを反映しているが、その生の激しさを捨て去ったわけではない。