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リック・ウェイド - ディープ・インカンテーションズ・トリロジー 第2巻
LABEL: Art Is The Placeリック・ウェイドは、デトロイトとハウスミュージックにおいて最も安定したパフォーマンスを見せるアーティストの一人だ。彼は、フロアで決して失敗しないツールを作り上げる達人であり、同時に時代を超えて愛され、流行に左右されないような個性も備えている。
Art Is The Placeの最新作は、まず「Level Up」で天使のようなボーカルが風変わりなグルーヴに乗って流れ込み、続いて「Big Ha Blues」では、クッションのようなパッドとウェットなクラップが加わり、より深く、ぼんやりとした雰囲気へと移行する。「Intrusive Emotions」は、より重厚な低音域を持つが、ゆっくりとしたテンポを維持し、ジャズキーボードによって柔らかく包まれる。そして「Bitter Sweet」は、ほこりっぽく、荒々しいサウンドを届ける。ウェイドによるまたしても完璧な作品だ。