ラーバンド - 星からのメッセージ
LABEL: Rush Hour RSS英国の電子ファンク・グループ、ザ・ラー・バンドによる1983年の名曲「Messages From The Stars」のリイシュー盤。1983年にリリースされた、マルチインストゥルメンタリスト兼プロデューサーのリチャード・アンソニー・ヒューソン(=ザ・ラー・バンド)による「Messages From The Stars」は、控えめなクラブヒットとして、UKチャートで42位にランクインした。40年後、この曲は再発見され、時代を超越した世代を超えたカルトクラシックとして高く評価されている。このリイシュー盤は、ザ・ラー・バンドの先駆的なサウンドと、熱心なセレクターやファンのおかげで忘れ去られることなく、国際的な名声を得るという、この曲の予想外の成功を称えるものである。ヒューソンの自宅スタジオでローランドSH5シンセサイザーを使って制作されたこの曲の象徴的なボーカルは、当時妻だったリズが遊び心のある無邪気さで歌い、温かく会話的なトーンが曲に本物の魅力を与え、見事な出来栄えとなった。宇宙的な歌詞、宇宙的なシンセライン、そしてファンクなベースラインが組み合わさり、中毒性のあるキャッチーなサウンドは、この曲がクロスオーバー・ブギーファンク・クラシックとして成功したことに間違いなく貢献している。ザ・ラー・バンドの復活は、90年代と00年代に「Messages」を新しい聴衆に紹介したDāM-FunKやマーティン・アイブソン(Atjazz)のようなDJたちに大きく負っている。DāM-FunKは90年代後半にこの曲を発見し、自身のセットの中心に据え、ロサンゼルスの象徴的なFunkmosphereナイトでは、聴衆が何度もリピートを要求したことを回想している。2019年、この「Messages」は、ポップスターのフランク・オーシャンのラジオ番組とプレイリスト「Blonded」のオープニングトラックとして選ばれ、2020年にはTikTokでバイラルな爆発を起こし、現在も続く絶え間ないインターネットでの人気を博している。現在80代でサセックス海岸近くに静かに暮らすヒューソンは、今でも自宅のガレージをスタジオにした部屋で、かつて「Messages From The Stars」を生み出したオリジナルのヴィンテージ機材を使って毎日音楽を制作し続けている。過去からのメッセージが現在へと届いた、このスペースディスコの歴史の一片を味わってください。