ザ・ウェイラーズ - Back Out / Can't You See

Jamwax Recordsは、ザ・ウェイラーズの伝説的アルバム『The Best of The Wailers』からの2つの時代を超越したトラック、「Can't You See」と「Back Out」を収録した、この歴史的な再発盤を誇りを持って発表します。これらの曲は古くから名曲として大切にされてきましたが、7インチ・ヴァイナル・シングルとして発売されるのは今回が初めてです。ボブ・マーリー＆ザ・ウェイラーズに関するいくつかの書籍では7インチでリリースされていると記載されていますが、私は一度も販売されているのを見たことがありません。先見の明のあるレスリー・コングがプロデュースし、ワーウィック・リンが共同プロデューサーを務めたこのアルバムは、ザ・ウェイラーズが魂を込めた、生々しい最高の状態を捉えています。これらの曲は、グループが後にリー・ペリーとアイランド・レコードと提携する以前のもので、より純粋で、装飾の少ないサウンドを提供しています。ハーモニーは完璧で、アレンジメントはシンプルながらも非常に力強く、演奏はまさに時代を超越しています。「Back Out」では、ボブ・マーリーの紛れもない声が際立っており、後に彼をグローバルなアイコンたらしめる自信とカリスマ性が満ち溢れています。バニー・ウェイラーとピーター・トッシュのハーモニーは、初期レゲエの精神を完璧に体現したトラックに深みを加えています。「Can't You See」では、ピーター・トッシュがリードボーカルを務め、ボブ・マーリーとバニー・ウェイラーの素晴らしいハーモニーがバックアップしています。4トラックのセットアップで制作され、ミッキー・「ブー」・リチャーズ（ドラム）、ジャッキー・ジャクソン（ベース）、ウィンストン・ライト（オルガン）など、ジャマイカで最高のミュージシャンたちが参加したこれらの録音は、レゲエがまだ生々しく、革命的で、進化していた時代の証です。1970年4月29日から5月19日まで、ジャマイカ、キングストンにあるダイナミック・サウンド・スタジオで録音されました。1971年8月9日、ベヴァリー・レコード（ジャマイカ、キングストン、オレンジストリート135b）より初リリースされました。