So - Do - Studio Works '83 - '85 Vinyl - Vinyl Record
RELEASE

So-Do - スタジオ作品集 '83-'85

LABEL:   Time Capsule

ARTISTS: So-Do
RELEASE DATE: 2025-04-11
CATALOGUE NUMBER: TIME023
FORMAT: 12インチビニール
STYLE: ポストパンク、ファンク

So-Doの物語は、親しみやすく、同時に全く独特だ。詩人の感性とフォークミュージックへの情熱を持つ、クラシック音楽で訓練されたマルチインストゥルメンタリストが、サイケデリア、ポストパンク、ダブを愛する、世界を知り尽くしたバーのオーナーと、どちらも離れることができない小さな町で出会う。2年以上にわたり、彼らは日本各地のインディペンデントライブハウスで数十本のライブを行い、3枚のシングル(2枚の7インチと1枚の12インチ)を制作・自主リリースし、わずか8曲を残して消えた。その8曲すべてが、40年ぶりに再発されることになったのだ。So-Do's Studio Works '83-'85は、この革新的なポストパンク現象の全作品を収録しており、その希薄でシンコペーションされたアレンジメントは、当時彼らが認識していた以上に、デニス・ボベルのオレンジジュースのプロデュース、パブリック・イメージ・リミテッドのジャ・ウォブルのベースライン、あるいはアドリアン・シャーウッドによるマーク・スチュワートのライブダブに影響を受けている。リードシンガー兼ソングライターの秋田秀志にとって、音楽は小さな町の生活の存在論的な倦怠感からの逃避であり、彼は「カカシ」や「走る」(ハシル)のような曲に、ニヒリズム的な憂鬱さを織り込み、あるいは「Get Away」や「Nothing」のように、中流階級の不平等と蔓延する無関心を批判した。そして、トーキング・ヘッドがCBGBsを持ち、セックス・ピストルズがロキシーを持ったように、So-Doはブッダを持っていた。ブッダのオーナーでありアマチュアプロデューサーでもある竹内篤雄の影響を受け、秋田はSo-Doのサウンドをダブへと転換し、日本の新興インディペンデントミュージックシーンの先駆けとして、ライブのエネルギーがほとばしる遊び心があり、皮肉でファンクな楽曲を作り上げた。「So-Doは説明するのが難しい」と竹内は言う。「私たちの音楽を言葉で表現しようと何年も苦労してきました。」答えは、おそらくただ聴くことだけなのかもしれない。親しみやすく、同時に全く独特なSo-Doは、Time Capsuleがレーベルの2枚の高く評価されたTokyo Riddimコンピレーション、そしてロンドンを拠点とするライブバンドTokyo Riddim Bandで収集した、70年代と80年代の日本のレゲエの影響を受けた音楽のジャンルを定義する作品をさらに発展させている。80年代初頭の「すべてを壊してやり直す」という精神を受け継いだSo-Doは、短期間輝きを放ち、消え去った。彼らの遺産は、再び輝きを取り戻そうとしている。 もう一度燃え上がることを覚悟しておいてください。

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