アジャテ - ダラ・トニ
LABEL: 180g2000 年代後半に西アフリカに滞在していた日本人ミュージシャンの今枝潤一郎「ジョン」は、アクラの街に響くアフロビートと、ジョンが子供の頃から参加していた日本の伝統的な祭りで演奏される音楽「お囃子」の音との類似性を感じ、驚かされました。2009 年にアフリカ諸島に戻った今枝は、10 人の情熱的なミュージシャンからなる集団「アジャテ」を結成しました。彼らは一緒に、絡み合ったルーツを持ち、ある世界から別の世界へと移動する音楽を作り始めました。太鼓、笛、鐘に加えて、日本の田舎に欠かせない素材である竹を使ってジョン自身が手作りした珍しい楽器が加わります。各キーに圧電センサーを備えた増幅された木琴バラフォン「Jaate」、またはマリの「Ngoni」やグナワの「Guembri」の竹バージョンである「Piechiku」に三味線の弦が装備され、ギターペダルの武器庫に接続された「Piechiku」は、Ajateにまったくユニークなサウンドをもたらします。力強くキャッチーな日本の女性と男性のボーカルが、アフロビートとお囃子音楽がシームレスに織り合わされた素晴らしいグルーヴに最後の仕上げを加え、Ajateは真に独特な融合を捉えることに成功しました。バンドは、人と人とのつながりの力、一緒に存在し生きる力、共有の喜び、そして人生の美しさについて歌います。Ajateの音楽は、現代音楽で音が移行する方法の素晴らしい例です。バンドの爆発的なライブパフォーマンスにより、Ajateはスキヤキミーツザワールドやフジ&サンフェスティバルなど、日本で最も権威のあるステージに出演しました。 2017年と2020年にフランスのレーベル180gからアルバム「Abrada」と「Alo」をリリースし、ヨーロッパへの扉を開きました。トランスミュージカル・ド・レンヌ・フェスティバルでの印象的なショーの後、KEXP(米国シアトル)でのセッション、Jazz a Vienne、WOMAD UKなど、数多くのイベントに参加しました。最新アルバム「Dala Toni」で、Ajateは再び、彼らが「日本製」の世界的音楽の最前線にいることを証明しました。