共通聖人 - 昼夜平分
LABEL: Starsonics最初の2枚のEPとデビューアルバム『Cinema 3000』のカルチャー的な成功を経て、Common Saintsは待望のEP『Equinox』でカムバックする。このリリースは既にCommon Saintsコミュニティ内で大きな話題となっている。この作品は、ファンが愛するソウル、ファンク、サイケデリックな影響を融合させたサウンドを踏襲しながらも、より活気のあるテンポと新たなエネルギーで満たされている。2020年にライター兼プロデューサーのチャーリー・J・ペリーによって設立されたCommon Saintsは、音楽制作に実践的でオーガニックなアプローチを採用している。チャーリーはロンドンの自宅スタジオで実際の楽器を演奏し録音しており、ドラムにはたいてい1本のマイクロホンしか使わず、愛用のピアノと全開にされたアンプを使って、生々しく本物のサウンドを捉えている。『Equinox』は、音楽性とアナログの温かさを極めたマスタークラスだ。古き良き録音手法と現代的なエッジが融合している。これは、 discerning ears( discerning ears:識別力のある耳、つまり音楽に精通した耳)のための音響体験であり、真の愛好家にとって豊かな層を持つオーディオの浴場のようなものだ。Tame ImpalaとKhruangbinに続く英国のサウンドと捉えても良いだろう。デビューEP『Idol Eyes』(2020年)は既に4回再プレスされており、Discogsでは高値で取引されている。一方、高い評価を得たデビューアルバム『Cinema 3000』は期待を上回り、現在3回目の再プレスが行われている。最初の『Equinox』EPは「レッドスプラッター」効果のカラーウェイで、世界中で1500枚限定となる。チャーリー自身は、このEPについて「『Equinox』は、暗闇と光の出会いを表しています。太陽と月が同時に空に現れる時です。これは、私の人生において悲劇的でありながら変革的な時期、父の死とCommon Saintsのライブショーの誕生を反映したものです。このEPは、私にとって、そして聴いてくれる人にとっても、成長、転換、転換点を意味しています。」と語っている。