
RELEASE
JP エネルギー - ストラノ EP
LABEL: Sound Migration1993年までには、当時の洗練されたイタリアの制作環境からイタロディスコのニュアンスは消え去っていただろうと想像できますが、イタリアのDJ兼プロデューサーであるジャンピエロ・パチェッティのこの特定の作品において、その存在を無視するのは難しいです。目新しさを追い求めて、初期のプログレッシブトランスに完全に移行した当時の同世代の作品よりもはるかにそうです。その結果、メロディックなテーマの爽快で遊び心のある探求が生まれ、その美学は10年以上後にオランダのAlden Tyrellなどの作品でのみ再び聞かれるようになりました。Alvoradaを除いて、前述の影響のいずれからも完全に切り離されていることで際立っており、当時の初期のプログレッシブトランスムーブメントの特徴である魅力的なアルペジオやその他の微妙なメロディックな装飾に付随するパーカッシブなサンバの要素に深く入り込んでいます。ベルリンのE-Talkingによる「Alvorada」の新しいリミックスを収録。新しいアートワークでリマスターされています。