
ジョニー・ナッシュ - ポイント・オブ・エントリー
LABEL: Melody As TruthMelody As Truth の創設者 Jonny Nash が 4 年ぶりのソロ アルバムで復帰。魅惑的な 11 曲を通して、Nash はコンパスをゆっくりと内側に向け、概念的な枠組みを捨て去り、伝統的なアコースティック音楽の要素と、10 年以上かけて開発してきたプロデューサーの没入感あふれるアンビエント サウンドの解釈を組み合わせた、想像力豊かで理想的な「パーソナル フォーク ミュージック」を探求しています。「Theories」や「Eternal Life」のスマッジド アシッド フォークの至福から、「All I Ever Needed」のレイヤード アコースティック ギター、ディレイがたっぷりかかった Durutti Column 風の「Light From Three Sides」まで、アルバム全体にさまざまな音楽のテクスチャが織り込まれています。Point of Entry は単なる「ギター アルバム」以上のもので、目的を達成するために豊かで多様なパレットを活用しています。アンビエント・ジャズ界の現代アーティスト、ジョセフ・シャバソンの繊細なサックス演奏は、「Ditto」や「Light From Three Sides」で盛り上がる。滝のように流れるピアノの旋律が「Face of Another」の透き通った音の水面に波打つ一方、ナッシュがジジ・マシンやヤング・マルコと組んでガウス・カーブとして制作した作品の響きは、「Ditto」や「Golden Hour」の踊るようなシンセ・シーケンスに現れる。ナッシュのリバーブを多用した声も、2016年に高い評価を得た「Exit Strategies」以来初めて登場し、アルバム全体を通して繊細に使用され、夕暮れと黄金色の光の世界を思い起こさせる。Melody As Truthの初期の作品の繊細で人間味のあるタッチと素朴さに、より広がった視野とビジョンを組み合わせた「Point Of Entry」は、ナッシュのこれまでで最も完成度の高い作品と言えるだろう。このアルバムは、将来のアンビエント・クラシックとなると同時に、彼の「個人的なフォーク」ビジョンを表明したものでもある。