マカム - タープ
LABEL: DekmantelDekmantelからの最後の作品から9年、待望のカムバックを果たしたMakamは、彼の好奇心旺盛な精神をさらに未踏の領域へと導く、奔放なグルーヴを惜しみなく提供している。力強いダブ感覚を基盤に、パーカッションとインストゥルメンテーションの豊かなタペストリーを紡ぎ出すGuy Blankenは、独自の道を歩み、ハウスミュージックを実験の発射台として体現するアルバムへと辿り着いた。Blanken自身、数年ぶりとなるMakamの作品には、完全な自由を求めようと決意したと語っている。「これは単一の方向性ではなく、サウンド、瞬間、そしてテクスチャの風景なのです。『TARP』は新たな始まり、自然に生まれる自由なプロジェクトのように感じられるのです」。クラブの安定した脈動は、ヘッズダウン・ローラーの「Static Shade」で大胆に表現された指針であり続けている。軽快なオーガニックループと転がるパーカッションが特徴の「Forgive」にも、継続的な動きに支えられたファンキーさが感じられる。 'Flying Birds'や'La Tuna'など、4つ打ちのディスコのダイレクトな重低音が時折ダンスへの誘いとして突き刺さるが、他の曲ではリズムはより滑らかだ。'Dub In Loen'はダブテクノを繊細に辿り、'Lummel Spirit'はパタパタと音を立てるバレアリックな至福へと誘う。アルバム全体に漂うダブのムードは、巧みに作られたステッパー'Diagonal Rain'と、アルバムのオープニングを飾る'Clear Skies'でより一層際立つ。'Jackie B'は典型的なディープハウスへのラブレターでありながら、中心から外れた魅力が、このトラックに純粋なMakamならではの個性を与えている。隅々まで温かさと想像力を掻き立てるTARPは、グルーヴ重視のアルバムを自宅で聴くための豊かな体験にする方法を示す完璧な例だ。ダンスフロアを華麗に飾る瞬間はたくさんあるが、柔らかな色合いと幅広いアプローチにより、Makam の歓迎すべき復帰は最初から最後まで非常に魅力的なものとなっている。