ミロード - パーティライン

長年のブランクを経てPeriodicaに復帰したMilordは、過去作に見られたミステリアスなエレクトロやニューエイジ的な神秘主義から離れ、『Party Line』では、狂騒的なブギーファンクのフリーフォーム、脳を揺さぶるディスコダブ、そして夏の日の完璧なポップを届ける。クラブミックスは、魅惑的で進化し続けるクラブサイケデリアを巡るエクスペリエンスで、ワイルドな電話の雑音のようなディテラが、洗練されたリリシズム、エネルギッシュなチャント、未来を見据えたボーコーダー処理を特徴とする、リフとボディロックを駆使したバンガーを際立たせている。一方、ダブミックスは、アフロ・トリバルグルーブ、テクノベース、反響するドラムエフェクトの連鎖、そして星間エーテルに浸ったピアノが織りなす、ボディを揺さぶる爆弾のようなサウンドだ。そして、超中毒性のラジオミックスでは、クラフトワークのタッチとサンシャインポップ・ジャムバンドが融合し、溶けたガムのようなベースギターが耳に残るドラムグルーブに乗って跳ね回り、その周りではボーカルが舞い上がり、6弦ギターが太陽に照らされたリフを奏でる。