RELEASE
ルビー・ラシュトン - スタポディア
LABEL: 22a2024年初頭、トランペット奏者のニック・ウォルターズ、ピアニスト/作曲家のエイダン・シェパード、ドラマーのティム・カーネギーも参加するこのバンドは、Maera Musicと22aのコラボレーションの一環としてミコノス島に招待され、数日間にわたり新曲の作曲とレコーディングを行った。これは、4人組が邪魔されることなく、静かな丘の上のヴィラで時間を過ごし、長らく待たれていたアルバムの作曲プロセスをスタートさせる絶好の機会だった。「Stapodia」は、ミコノス島沖の無人島にちなんで名付けられた曲で、キャッチーなホーンリフを伴う4/4の感染力のあるダウントempoグルーヴで始まり、ルビー・ラシュトンの特徴的な変拍子(5/4拍子)へと続く。そこでは、力強いホーンラインと高揚感のあるサックスとトランペットのソロが響き渡る。これらは、華麗なドラムブレイクへと発展し、その後、曲の冒頭に戻り、スピーディーなエンディングで締めくくられる。「Kalo Livadi」も地元のミコノス島の地名にちなんで名付けられた曲で、狂騒的なペースで始まり、フルート、トランペット、シンセベース、ドラムの万華鏡のようなサウンドスケープに聴き手を引き込み、突然終わって、催眠術のようなヒップホップグルーヴへとスローダウンし、キーボードソロのための場を整える。しかし、あなたがリラックスし始めた頃に、ドラムが再びペースを上げ、バンドはクラシックなハードボップスタイルで素早いフルートとトランペットのソロを披露し、その後、ダリル・ディラの様なグルーヴへと落ち着く。これが今後の予感なら、2025年が待ち遠しい!