
ダイニングルーム - 愛し合う歌
LABEL: Schema Records「Songs to Make Love To」はThe Dining Rooms(ステファノ・ギットーニとチェーザレ・マルファッティ)の10枚目のスタジオアルバムで、サイケデリックフォーク、映画のような雰囲気、ヒップホップ風のダウンテンポのリズムなど、ミラノのデュオのクラシックなサウンドの伝統をさらに広げています。いつものようにインストゥルメンタルとボーカルのトラックに分かれており、すべてステファノとチェーザレが演奏とプロデュースを担当し、キアラ・カステッロ(I'm Not a Blonde)、エギーノ(ローマのコレクティブTropicantesimo)、レーベルメイトのトマズ・ディ・クント(別名Toco)がボーカルでゲスト参加しています。「Songs To Make Love To」は愛と関係のダイナミクスをあらゆる側面から語るだけでなく、フィールドレコーディングを活用して人類学的および民族音楽学的なテーマも探究しています。 「Songs To Make Love To」は、アーティストのタチアナ・ゾンカの作品でアートワークが作られ、愛と愛し合うという明白な行為について語っていますが、特に愛の構築、カップルの内外における愛の関係のダイナミクス、束縛や所有の概念から外れた自由で解放された愛についても語っています。「Songs To...」のユニークさに貢献するさらなる特徴は、特にアラン・ロマックスが大切にしている人類学と民族音楽学のテーマの徹底的な探求です。そのため、特にインストゥルメンタルトラックでは、古典的なTDRサウンドが、ジェノバのカルッジョ、ミラノの造船所、ナポリのスペイン人街、イスタンブールやサンパウロなどの都市の音の古典的なフィールドレコーディングと融合しています。